【Vectorworks】光源の距離減衰

光源・照明

光源設定に表示される『距離減衰』。Vectorworksのヘルプを確認してもその詳細についてはほとんど語られていません。今回は距離減衰モードを切り替えて表現がどのように変わるのか見ていきます。

距離減衰とは

点光源、スポットライト、カスタム光源、面光源、または線光源の距離減衰の作用(光源から放たれる光束に沿って移動する間の強度変化の度合い)を示します。

Vectorworks 2021 Help
距離減衰の比較:左から『なし』『スムーズ』『リアリスティック』

距離減衰ごとの比較

なしスムーズリアリスティック
光源付近わずかに明るい明るい最も明るい
床面付近最も明るい明るい暗い

どのモードを選べば正解、ということはありません。実現したいイメージや、照明器具のカタログを見て適切なものを選びましょう。なし、リアリスティックは極端な表現なので、スムーズを選択しておいて、必要に応じて切り替えていくと良いでしょう。

SACO

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Vectorworks 歴13年。『明日から使えるテクニック』をテーマに一般書籍には記載されない、実践的な知識やTipsを発信しています。

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筆者プロフィール: JR東海 建設工事部 建築工事課 にて新大阪駅リニューアル工事を担当。イベント・展示会制作会社を経て、2015年に独立。 あらゆる業界の生産性向上を目的としたVectorworksユーザー向け学習コミュニティ VECTOR PRO を開設。個人の技術向上と企業のワークフロー改善、ソリューション開発に取り組む。Vectorworks歴13年。 Vectorworks 操作技能マスター認定 (認定番号:0917-006)

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