光源設定に表示される『距離減衰』。Vectorworksのヘルプを確認してもその詳細についてはほとんど語られていません。今回は距離減衰モードを切り替えて表現がどのように変わるのか見ていきます。
距離減衰とは
点光源、スポットライト、カスタム光源、面光源、または線光源の距離減衰の作用(光源から放たれる光束に沿って移動する間の強度変化の度合い)を示します。
Vectorworks 2021 Help
距離減衰ごとの比較
なし | スムーズ | リアリスティック | |
---|---|---|---|
光源付近 | わずかに明るい | 明るい | 最も明るい |
床面付近 | 最も明るい | 明るい | 暗い |
どのモードを選べば正解、ということはありません。実現したいイメージや、照明器具のカタログを見て適切なものを選びましょう。なし、リアリスティックは極端な表現なので、スムーズを選択しておいて、必要に応じて切り替えていくと良いでしょう。